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Web デザイントレンド in OSAKA をより楽しむためのキーワード (3)

2019-03-07

Web デザイントレンド in OSAKA タイトル

今週末 3/10 (日) に開催される Web デザイントレンド in OSAKA をより楽しむために過去に紹介したキーワードを紹介していく第 3 回目です。だんだん開催日が近づいてきました。本編のほうも絶賛準備中です。

これまでの連載 2 回は、以下よりご覧ください。

第 3 回目となる今回は前回紹介した「イアイ」を引っ張り出す過程で一緒に目についた「フラットデザイン」について取り上げます。

Web デザイントレンドセッションは、広くターゲットを設定しているものの、基本的には初心者の人に合わせて展開しています。ただ、近年の初心者というと「フラットデザイン」が Web に導入されたくらいの時期はそもそも Web の仕事をしていないという可能性も結構あります。

今の Web デザインは、フラットデザイン以降の Web デザインが形を変えつつも続いている認識ですが、もともとのムーブメントの起こりというと、Windows 8 や iOS 7 あたりを思い出すと思います。もうちょっと詳しい人だと、Metro UI (Modern UI) あたりに思いを馳せるかもしれません。

Web デザイントレンドセッションにおけるフラットデザインについての象徴的な出来事は、2010 年から 2011 年にかけて行われた BBC のリニューアルでした。当時の CSS Nite にて「今年の象徴的なリニューアル」として取り上げています。

フラットデザインについての象徴的なリニューアル

こちらも 2011 年当時のスライドからピックアップしてみますね。まず、2010 年の BBC はこんな感じでした。

2010 年の BBC
BBC News

そこまで、立体感を伴うテクスチャを採用しているわけではないものの、ヘッダー周りには、当時の流行りらしいベベルが使われているのがわかります。 一方、2011 年になると、ガラリと空気感が変わります。

2011 年の BBC
BBC News

モノトーンになったというだけでなく、立体感も消えてソリッドな印象に変化しました。 加えて、当時別のトレンドとしてあった、ウィジェット感もなくなっています。当時は結構衝撃的で取り上げたのを覚えています。 現在のレスポンシブな BBC News のサイトと見比べてみても面白いかもしれません。


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    原 一浩 の顔写真

    (はら) 一浩(かずひろ)

    カンソクインダストリーズ代表 / グレーティブ合同会社代表

    1998年に独立し、同年、ウェブデザイン専門のメールメディア DesignWedgeの発行を開始。Webデザイン業の傍ら、海外のWebデザインに関する情報発信を行う。
    雑誌への寄稿多数。主な著書に『はじめてのフロントエンド開発』『プロセスオブウェブデザイン』、『Play framework徹底入門』、『ウェブデザインコーディネートカタログ』など。自社製のWebデザインのクロール&キャプチャシステムvaqumをベースに、様々なリサーチを行っている。Web 検定プロジェクトメンバー

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