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より広いフロントエンドにとりくむ 2024 年の抱負

2024-01-04

2023 年の抱負は「より広いフロントエンドへ」でした。

これは何か決意があって書いたことではなく、その時になんとなく思いついた言葉で、2023 年具体的にどうなったら「より広いフロントエンド」へ進んだことになるのかはその時はわかっていませんでした。

今でも確信しているわけではありませんが、2023年は Web や WebXR のアクセシビリティに取りくむ流れに仕事がなっていったことで徐々に今はこういう流れが自分の人生に起きているということが把握できてきました。ちょっとだけ方向性を感じ始めたのが 2023 年だったのだと思います。

それらの流れを踏まえて、2024年どのような年にしていくのか年が明けてから考え続けていたのですが、正月早々、令和6年能登半島地震が起きたりばたばたしているうちに正月3が日も空けてしまい今に至ります。もちろんこの数日をもって 2024 年は激動の年だと結論付けるのは時期尚早ですが、気を引き締めて 2024 年を生き抜こうと思っています。

さて、新年の抱負についてですが昨年からの「より広いフロントエンド」の流れにしばらく身をゆだねてみようと思います。

ちなみに今どんなことをやっているのかというと、 Next.js や React 、 Angular 場合によってはレガシーな jQuery などを利用した企業内 Web アプリケーションの UI デザインや開発、企業の Web サイトデザインやコーディングなどを請け負っています。

特定のプロジェクトを受託して持ち帰って納品するようなスタイルで仕事をしているわけではなく、どちらかというと企業内に入るような感じでいろいろなプロジェクトの支援をしているというスタイルでやっています。

なので UI デザインや UI 開発なんかが主たる業務ですが、例えば、フロントエンドで起きている複雑で難しい問題の解決をしたり、プロジェクトマネージャーの壁打ち的なポジションにいたり、場合によっては採用に関わったりもしています。

昨年からアクセシビリティを求められる Web サイトの実装が求められたり、 XR や WebXR のアクセシビリティ研究などが加わり今に至ります。

「広い」フロントエンドと一口に言ってもいろいろ考えられるのですが、深い理由があって一つの言葉を紡ぎだした場合はその意味するところが明確な状態から始まるものの、そうではなくまず言葉があって、そこからその意味するところを探しにいっているわけですから、意味については自分で考えていく必要があります。なんとなく「広い」について並べてみます

  • 広い分野・業種に対してや、 Web の外へのアピールなど
  • 広いレイヤー、つまりは表現レイヤーからアプリケーション開発、インフラレイヤーまで考慮に入れてのフロントエンド
  • 広いエリアに対して、つまりは日本にとどまらないということ
  • 広い技術範囲、例えば WebXR など周辺仕様も包括的に
  • 広い範囲への情報提供、アクセシビリティや 様々なメタデータ提供関係など
  • 広い仲間に対して、つまりフロントエンドの力が足りていない人達への開発支援、採用支援、縁づくり
  • などなど

うーん、書き始めると自分がやれそうにないことまで書いてしまいがちです。いや、もっと違う意味の「広い」なのかもしれないので正解は 2024 年の年末を待っての答え合わせというところでしょう。とにかく 2024 年が始まりました。目の前のできることをやりつつ、探求を続けていきます。


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    原 一浩 の顔写真

    (はら) 一浩(かずひろ)

    カンソクインダストリーズ代表 / グレーティブ合同会社代表

    1998年に独立し、同年、ウェブデザイン専門のメールメディア DesignWedgeの発行を開始。Webデザイン業の傍ら、海外のWebデザインに関する情報発信を行う。
    雑誌への寄稿多数。主な著書に『はじめてのフロントエンド開発』『プロセスオブウェブデザイン』、『Play framework徹底入門』、『ウェブデザインコーディネートカタログ』など。自社製のWebデザインのクロール&キャプチャシステムvaqumをベースに、様々なリサーチを行っている。Web 検定プロジェクトメンバー

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