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XPS13 2-in-1 のテントモードにて、HuluのDCドラマを観まくる

2021-06-07
※デル アンバサダープログラムのモニターに参加しての記事となります。

XPS13

前回の記事では、XPS13 2-in-1について主に仕事用のPCとして使う部分を中心にレポートしてみた。仕事用に本気で乗り換えたいと思っていたので、いい機会になったと思っている。

後編は、もう少しホビー寄りな観点からレビューしてみよう。テントモードで動画を見るのを試してみたいと思う。

今回のアンバサダープログラムは、Huluの無料チケットがついてくるというキャンペーンもセットになっており、Huluのチケットをいただける代わりに、何らかの情報発信が求められる。

Hulu、実はかなり前からユーザーである。どれくらい前からというと、Huluは一時期happyon.jpというドメインになったことがあるが、その前からユーザーなのだ。

Huluは、DCドラマに強い印象

マーベルやDCといったアメコミヒーローものに目がないので、僕の動画配信サービスを選ぶ基準もそこにあるといって過言ではない。以前はマーベルに強かったNetFlixを契約していたが、マーベルコンテンツがDisney+を中心に配信されるようになったことで、Disney+をしばらく契約していたのである。

しかしながら、Disney+は全体的にコンテンツ数が多くなく、もちろんマーベル系のコンテンツは多数あるものの、契約後、連日連夜見続けてついに見るものがなくなってしまったというのがここ最近の出来事である。

話をHuluに戻す。Huluは動画配信系サービスの中でもDC系に強いというのが個人的な印象である。ちなみにDC系というのは、バットマンやフラッシュ、スーパーマンやスーパーガール、ワンダーウーマンなどのヒーローが活躍するアメリカンコミックであり、マーベルとは違う世界にてヒーローが活躍する。

実際、フラッシュやレジェンド・オブ・トゥモロー、スーパーガールなどは、Huluが一番多くエピソードを見れるのではないだろうか。フラッシュについては、シーズン5までは見ているものの、シーズン6は見ていなく、今回のチケットによってシーズン6を見まくろうと思っている。

ちなみに、Huluにはアローがラインナップにない。アローもDC系のヒーローであり、アローバースと呼ばれるクロスオーバー作品群の中心的な作品である。アローバースは、マーベルで展開されているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のようなものと思っていただいていい。

Disney+がマーベル中心にラインナップされていくのであれば、HuluにはぜひともDC中心のラインナップで充実させていってくれたらと切に願うのであるが、こればかりはいろいろな事情がありそうなのでなんとも言えない。

ちょっと前の話題で、マーベルのアンチヒーロー「ゴーストライダー」がHuluにて制作されるはずだったが制作中止になったというニュースがあった。マーベル系のドラマ「エージェント・オブ・シールド」にゴーストライダーとして出演していたガブリエル・ルナが主役になる予定であったために大変残念なニュースであった。

話をHuluとXPS13 2-in-1に戻すと、今回はHuluにてフラッシュシーズン6を観まくるというのが僕の中で確定しており、それを連日実行していくのが重要なタスクとなる。

テントモードの利点は、そのフットプリントの小ささだ。僕のPCを置いている机は必ずしも整理整頓された状態とは言い難いことがあり、隅のほうに少し置きたい場合はテントモードのほうが都合がいい。映画やドラマのように世界観にどっぷりハマりたい動画を見ている最中は動画に集中したい派である。リビングのテーブルや、仕事の休み時間に卓上などで重宝している。

XPS13 2-in-1を試用してみての総括

XPS13 2-in-1を利用する機会を経て、もともと購入したいと思っていたPCであったこともあり、楽しく使うことが出来た。しかしながら、利用してみていくつか不満な点も明らかになった。

  • PCを閉じた状態から開くときのためにノッチが欲しい
  • USB Type-Aも一つくらいは端子が欲しい
  • もう少しだけ軽いと嬉しい

まず、一つ目の「PCを閉じた状態から開くときのためにノッチが欲しい」であるが、これは使い始めてすぐ感じたことで、一回PCの液晶を閉じると、あまりにピタッとキーボード部分とくっついてしまい、開けるのが困難だった。これは次のバージョンで改良されているのか不明だが、結構使い勝手に響くので改善されると嬉しいところだ。

二つ目の「USB Type-Aも一つくらいは端子が欲しい」は、自分の利用方法に起因するのだけど、利用しているキーボードやマウスのケーブルでUSB Type-Aのものが多く、ほかのPCとの使いまわしの関係上、単純にUSB Type-Cのアダプタをつければいいわけではないということがあって、一口でもいいからUSB Type-Aのポートがあると嬉しいと思った。ただ、筐体の薄さを考えると、USB Type-Aをつけるのは難しいかもしれない。

「もう少しだけ軽いと嬉しい」は、実際使い始めてみてのわがままだが、1kg程度だと嬉しいなと思う。鞄に入れてみると筐体の小ささも相まって想定よりずっしりとした重さを感じた。ただ、ACアダプタをサードパーティ製のものにすることで全体的に軽量化すれば、目的は達成しそうではある。

もちろん、上記の点で不満を感じないのであれば、この筐体で3840 × 2400ピクセルの解像度があり、しっかりとしたキーボードとトラックパッド、様々なスタイルで使えるXPS13 2-in-1は魅力的な選択肢である言えるだろう。

※必ずお受けできるわけではありませんが、何かWeb制作に使うツールやサービスなどのレビューご依頼お待ちしております

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    原 一浩 の顔写真

    (はら) 一浩(かずひろ)

    カンソクインダストリーズ代表 / グレーティブ合同会社代表

    1998年に独立し、同年、ウェブデザイン専門のメールメディア DesignWedgeの発行を開始。Webデザイン業の傍ら、海外のWebデザインに関する情報発信を行う。
    雑誌への寄稿多数。主な著書に『はじめてのフロントエンド開発』『プロセスオブウェブデザイン』、『Play framework徹底入門』、『ウェブデザインコーディネートカタログ』など。自社製のWebデザインのクロール&キャプチャシステムvaqumをベースに、様々なリサーチを行っている。Web 検定プロジェクトメンバー

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