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2020年、新年の抱負

2020-01-04

ついに2020年を迎えましたね。

これまでも毎年年末には振り返りを行い、年明けには新年の抱負を書いてきました (実際は別のブログにて書いているので、このサイト上では初ですが)

2020年、どんな年にしていきたいかというと、一昨年、昨年とかなり激動な生活が続いたので今年は準備の年にしようと思っています。

年末から今年頭にかけてプライベートでいろいろと変化があり、人生の計画を1年スパンではなく5年スパンで考える必要性を感じ始めました。思い通りにいかないことは前提の上で、しかし準備は怠らずに先を見据えていこうという感じでいます。

今年、力を入れていくことその1としては英語があります。毎年言っているような気もしますが。

ただ、これはこの先5年を見据えた場合でも重要な事柄で、僕は将来においてどこに住むことになったとしてもグローバルな舞台で仕事ができたらいいなと考えています。グローバルな活躍カッコイイとかそういう自己顕示欲からきているわけではなく、家族、子供のことなどを考えるに今のこの状態が長く続かない可能性もあるということがリアルに感じてきたからこそ、そう思うようになったという感じです。

僕自身はやはり今の仕事形態しかないと確信のもとに個人事業に戻ったのですが、現状はかなり東京という場所に縛られています。東京ではない場所にて今と同等の収入や仕事スタイルを実現できるかというと、なかなか無理そうだなと思っています。

東京の仕事をリモートワークで行う環境を実現するということで、場所に縛られないこと自体は成り立つ可能性はありますが、僕の現状の仕事の仕方において単なるリモートワークだとうまく自分の価値を発揮できないという自覚があり、ここは今後試行錯誤が必要そうだと感じています。むしろ、東京という場所に縛られていないからこそ何かしらの価値を発揮できるというようにならない限り、今のスタイルより価値が減った状態になってしまうでしょう。

よりローカルでもよりグローバルに、そのための出来ること探しが今年の目標と言えるかもしれません。

技術的な追求でいうと、昨年から仕事でAngularを使っているので、今年もAngularに関する技術追求をしていく予定です。具体的にはAngularや周辺技術としてAngular DartやFlutterなどです。Reactを長くやっていたせいか、Reduxの影響が色濃く残っているngrxなんかも面白いと感じていますし、何より複数人で規模が大きいアプリをどう開発していくかといったチームデザインにも取り組んでいます。

そして、屋号にもなっているカンソク。つまりは僕の中ではWebデザイントレンドをするということですが、こちらをより良いコンテンツにしていくためのツール類についても引き続き開発を続ける予定です。

今年は表向き目新しいことというのはそれほどないかもしれません。でも次のスタイルを目指すために準備を怠らないこと、そういう年にしていきたいと思います。


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    原 一浩 の顔写真

    (はら) 一浩(かずひろ)

    カンソクインダストリーズ代表 / グレーティブ合同会社代表

    1998年に独立し、同年、ウェブデザイン専門のメールメディア DesignWedgeの発行を開始。Webデザイン業の傍ら、海外のWebデザインに関する情報発信を行う。
    雑誌への寄稿多数。主な著書に『はじめてのフロントエンド開発』『プロセスオブウェブデザイン』、『Play framework徹底入門』、『ウェブデザインコーディネートカタログ』など。自社製のWebデザインのクロール&キャプチャシステムvaqumをベースに、様々なリサーチを行っている。Web 検定プロジェクトメンバー

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