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CSS Nite Shift の Web デザイントレンドセッションでランキングを始めたワケ

2019-12-08

CSS Nite Shift13「ウェブデザイン行く時代来る時代」

これまで CSS Nite LP66「デザイントレンド特別版」(2020年1月18日開催) に関するエントリを続けてきました。ちなみに連載は以下の3つ。

しかし、このLP66の前に年末のBIGなイベントである CSS Nite Shift があります。既に定員的には満員なこのイベントですが、キャンセル待ちを見越して若干名の募集 がまだ行われています。Shiftというのは、毎年年末に行われる1年の振り返りイベントです。今年で13年目。僕自身第1回から登壇を続けており、一際思い入れが強いイベントです。今年も300人近い方が参加されます。

Shiftでも Web デザイントレンドセッションをやるわけですが、長年やっている間に様々なテコ入れが行われてきました。多くは参加者からのアンケートにヒントを得ています。

例えば、Web デザイントレンドには自治体編というコーナーがありますが、こちらも元々はアンケートで自治体のWebサイトのトレンドもやってほしいというところから始まりました。当初は手探りで始まりましたが、今では単独セッションが成り立つくらいにスタイルも確立されました。

Webデザイントレンドは長い間その年に使われてきたスタイルをカテゴリーごとに分け、キャッチーなタイトルをつけて紹介するというスタイルで行ってきました。近年アンケートのコメントに「過去の傾向だけでなく未来につながることもやってほしい」と要望をいただくことが増えました。

僕は大量のサイトを見てリサーチすることについてはそれなりの時間を割いてきましたが、預言者というわけではありません。でも大量のサイトを見ていく中で、何か兆しのようなものを垣間見ることはあります。問題は、多く使われているスタイルを紹介するというやり方である限り、そういった兆しは取り上げることが難しい感じでした。

昨年、長年 Shift の Web デザイントレンドセッションに出演いただいていた坂本邦夫さんがお休みとなることをきっかけに、ちょっと変えてみようと考えました。

今まで取り上げてきたような最大公約数的なデザインスタイルのカテゴリー分類と、ほとんどパターンとしては存在しないものの、今年チェックしておいたほうが良さそうなもの両方を取り上げるにはどうしたらいいだろうと考えた結果 ランキング形式による発表 を行うことにしました。

ランキングといっても今年一番素晴らしかったサイトを紹介するランキングではありませんし、一番好きなサイトを発表するランキングでもありません。ランキングというのは怖いものでどうしても優劣や格差が発生してしまいます。しかし、ランキングという縛りを入れることで取捨選択しやすくなったのは確かで、あれもこれもではなくここだけは伝えようと思うものを伝えやすくなった気がします。

選者が今年一番紹介しておきたい順でランク付けしたランキングが、昨年から Shift で行い始めたランキングです。このランキングは、今年流行っていたデザイントレンドや個人的にチェックしておきたいトレンドなどが各選者の独断と偏見でつけられます。定量調査としては昨年リニューアルしたサイト数などがありますが、定性調査としての傾向が強いのが独自ランキングです。僕とかは デザイントレンドのために1万近いサイトを見ていきます ので、やはり何かひっかかるサイトというのは出てくるわけです。そういったものを一つでも参加された皆んなに伝えられたらと思います。

イベント情報

  • イベント名 : CSS Nite Shift13「ウェブデザイン、行く時代来る時代」
  • 日時 : 2019年12月21日(土)13:00-18:30(開場12:40)(終演時間は変更の可能性アリ)
  • 会場 : 浅草橋ヒューリックホール 東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル 2階 HULIC
  • 定員 : 330名
  • 参加費 : 12,000円(事前決済)

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    AUTHOR

    原 一浩 の顔写真

    (はら) 一浩(かずひろ)

    カンソクインダストリーズ代表 / グレーティブ合同会社代表

    1998年に独立し、同年、ウェブデザイン専門のメールメディア DesignWedgeの発行を開始。Webデザイン業の傍ら、海外のWebデザインに関する情報発信を行う。
    雑誌への寄稿多数。主な著書に『はじめてのフロントエンド開発』『プロセスオブウェブデザイン』、『Play framework徹底入門』、『ウェブデザインコーディネートカタログ』など。自社製のWebデザインのクロール&キャプチャシステムvaqumをベースに、様々なリサーチを行っている。Web 検定プロジェクトメンバー

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