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サービス名に使えるトップレベルドメインは結構多い

2019-04-29

僕の屋号は、KANSOCK.INDUSTRIES といいますが、これは屋号名がそのままドメイン名となっています。つまり、ブラウザに屋号を入力すると、このサイトにアクセスできるというわけです。ただ、この industries ドメインは、エディタとかによってはドメインと認識されないこともあり、このスタイルが完全に普及したとは言えなそうです。あまりこのトップレベルドメインが使われているのをみたことがありません。

ドメイン名が jp とか com とかじゃない少し工夫されたドメイン名を見ると「おっ」ってなります。プログラム界隈で依然として人気なのは io ドメインでしょうか。Akka のドメインとかがそうですね。ioinput output をかけているのです。僕も io ドメインのサイトが欲しいという理由だけで、io ドメインをとったことがあります。

最近だと、dev ドメインを見かけるようになりました。さて、iodev と違って、industries ドメインなんてあったんだという人もいると思います。現在一般トップレベルドメイン (gTLD) は、無数に存在します。これは 2012 年以降に gTLD の申請が可能になったからです。このニュースは昔聞いたことがあるなあという人も多いのではないでしょうか。

さて、それから随分日が経ち、現在ではおびただしい数の gTLD が存在することになっています。以下のページを見てみましょう。industries ドメインは、2014年2月1日に委任されたことになっていますね。

上記ページはリアルタイムには更新されていないとのことで、こちらのページを見るように案内があります。

英語だけでなく様々な表記の gTLD が存在しており、大量のページを見るとインスピレーションをかきたてられます。新しいサービスを立ち上げる際に、トップレベルドメインレベルから遊べないかチェックをしてみましょう。


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    原 一浩 の顔写真

    (はら) 一浩(かずひろ)

    カンソクインダストリーズ代表 / グレーティブ合同会社代表

    1998年に独立し、同年、ウェブデザイン専門のメールメディア DesignWedgeの発行を開始。Webデザイン業の傍ら、海外のWebデザインに関する情報発信を行う。
    雑誌への寄稿多数。主な著書に『はじめてのフロントエンド開発』『プロセスオブウェブデザイン』、『Play framework徹底入門』、『ウェブデザインコーディネートカタログ』など。自社製のWebデザインのクロール&キャプチャシステムvaqumをベースに、様々なリサーチを行っている。Web 検定プロジェクトメンバー。日本バーチャルリアリティ学会正会員。

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